アドラー心理学って何?原因論と目的論の意味とは
アドラーとは、ユングやフロイトと並ぶ、心理学の三大巨頭の一人。
ユングやフロイトは、原因論から考える心理学。
原因があって、今の結果に至るという考え。
今の自分があるのは、何か原因があって今の自分がいる、といった感じ。
アドラーは、目的論から考える心理学。
目的があって、人はあらゆる行動をとるという考え方。
今の自分があるのは、自分がそうしたくて今の自分になっている、という感じです。
自分を変えたい、でも変わらない人は、そもそも自分を変える気がない人、ということになります。
人の悩みの多くは、お金か対人関係
多くの人の悩みは、お金か対人関係。
お金も、他人と比べて考えていれば、それは対人関係。
会社やプライベートの悩みも、対人関係がほとんどなんじゃないでしょうか?
ボクはサラリーマンなので、一日の時間のほとんどを仕事に奪われています。
ということは、仕事の対人関係を良くしたら結構ハッピーなんじゃないって思い、 仕事での対人関係を解決しました。
ボクはこの本を読んで、対人関係の悩みが無くなりました
この本を読んでボクは実際、対人関係の悩みがゼロに。
この本は、対話形式で話が進みます。
一人は青年で、もう一人は哲学者。
悩み多き青年の問いに、哲学者が答えを導いていく形で話が進みます。
ボクはまさに、青年のように悩んでいたので、哲学者の明瞭な答えが、心に刺さりまくりました。
課題の分離で、他者と自分を区別しよう
他者の課題には介入せず、自分の課題にも他者を介入させない。
職場のイヤな上司や同僚は、仕事をしたくない自分が作り出す。
職場のイヤなヤツと、やらなければいけない仕事は関係ないですよね。
別です。
嫌なヤツのせいで仕事ができないのか?
仕事がしたくないから、嫌なヤツを自分で作り出しているのか?
そのことに気づき、ボクは悩まなくなりました。
嫌なヤツも、何かの役割で仕事をしている だけ。
ボクも、ボクの仕事をしています。
お互いの仕事が重なったときに、係わりたくないな、面倒くさいなと思うけど、お互いの仕事の係わりで仕事同士が絡み合っているように思えるだけで、相手のタスクと自分のタスクは分かれています。
用は、自分のやるべきことに没頭していたら、相手のことなど関係ねー、と思えるようになりました。
自意識過剰の真実⁉誰もあなたのことは気にしてない
人は自分以外に興味がない。
他人のコトが気になっても、自分を中心に、他人への関心を示しています。
ボクも会社で嫌がらせをされ、一週間くらい悩んだことがあります。
でも、当の嫌がらせをしてきた人はボクのことなど、何も気にしていません。
嫌がらせをしている事実にも、まったく気づいていない可能性が…。
気にしているのは自分だけ。
これが、自意識過剰でした。
悩んだ一週間は、その嫌がらせをしてきた人に、自分の時間が支配されている。
それに気づいたら、すべてがバカバカしく思えました。
今は、嫌なヤツのことを考える時間があったら、
自分の時間を大切にして、自分のために時間を使っています。
人生は刹那の連続 今を生きる
人生は、点と点の連続で出来ている。
前までの自分は、 自分の人生が、過去から未来へ線を描くように出来ていると思ってました。
でも今の自分は、その瞬間と瞬間を大事にして、
「今ある、この瞬間。」を一生懸命生きることで、過去も未来も関係ない、と思えるようになりました。
「今ある、この瞬間。」の刹那の連続で人生はできている。
今を大事にしています。
嫌われる勇気 読めない人へ
読解力が求められる昨今。
とりあえず、ザっと一通り読みましょう。
わからない所は飛ばして、わかる所、共感できる所だけでも読みましょう。
同じ本でも、読み返してみると、その時々で、気になるところなどが
わってることもしばしば…。
自分の理解度で、そのときの本の感じ方が変わるので、
読めるとこだけ読んで、また気になったら読めば、なんとなく理解が深まりました。
この本との出会い 早ければ早いほどお得 嫌われる勇気 まとめ
読んだその瞬間、自分が変わろうと思ったその瞬間に、ホントに人生が一変します。
ボクはそうでした。個人差ありますけど、あまり時間もかからず読めるので、ホントにおススメです。
人生における良書はイッパイありますが、間違いなくその一冊。
小説以外の本は、この本がはじめて。
読めるか心配してたけど、なんなく読めました。
この値段でこの内容は、まさにお買い得としか言いようがない‼
また、いろんな本に出会いたいです。
kindle版なら、 さらにお安く読めますよ!
かるごでした。
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