ルールを作る側は、自分たちに有利なルールを作る。
国や会社、学校、はたまたカジノまで、ルールを作る側が有利なのは当たり前。なぜなら、有利にルールを作らないと崩壊したり倒産したり、負けてしまったりするからです。
だからと言って、相手に有利なルールで戦っても、コチラが損したり面倒な仕事を押しつけられるだけ。
仕事ができる人なら尚更。余分に仕事を押しつけられたりするだけ。
そこで大事なのが【交渉】です。
「【交渉】すること自体、できない…。」と思い込んでませんか?
少しでも、コチラが有利になるように【交渉】することはとても大事です。
じゃあ、どうやって【交渉】するの?という人にはコチラがオススメ!
【一貫性の原理】プライドの高い上司との交渉
人には一貫性を保とうとする性質があり、人は言うことと行動が一貫していないと支離滅裂、裏表がある、はたまた頭がおかしいのではないかと思われてしまいます。
一貫性こそ、論理性、合理性、安定性、誠実さを表します。
この【一貫性の原理】を使って、”交渉”することはできないでしょうか?
「会社のタメ」と言ってくるダメ上司
無理に部下に仕事の契約を入れさせたり、合理性のない仕事を頼んでくる上司の口癖が「会社のタメ」。
この「会社のタメ」と言う言葉に出てくる「会社」とは何を指しているのか?「会社」なんてものは概念であり、フワフワしたモノ。
ここに出てくる「会社」が指すのは、「会社」=それを言ってきた上司。
そう、「会社のタメ」ではなく「上司のタメ」。
部下に頼んだ仕事をさせることで、一番得をするのがそれを言ってきた上司。
でも、「会社のタメ」と言ってしまったその言葉に【一貫性】を持たせることはできないのか。
「会社のタメ」と言われ、自分の時間や取ってきた契約などを会社に差し出した経験がある人は、素直で真面目な人。いい人ほど「会社のタメ」の餌食になってしまう。
逆に、素直で真面目な人が「自分のタメ」に会社に動いてもらっっても、これも同じく「会社のタメ」になる。
上司に「自分のタメ」に時間を使ってもらったり「自分のタメ」に契約を取ってきてもらっても、結局は「会社のタメ」になる。
この「会社のタメ」に【一貫性】を持たせて、上司を上手く操りましょう。
【一貫性の原理】は、プライドの高い人ほど効くので、上司はうってつけ。
拒否したら譲歩、返報生のルールで不公平を成立させる”交渉術”
人は、何か他人にされたり恩恵を受けたりすると、必ず何か自分もそれ相応のお返しをしなければならのいという気持ちにさせるのが【返報生のルール】。
この【返報生のルール】を断ろうモノなら、「たかり屋」、「恩知らず」などと言われて社会集団の中で嫌われてしまう。
様々な場面で使われていて、寄付金や募金集め、試供品やスーパーなどの試食もこの【返報生のルール】に当てはまります。
そもそも、会社の上司に「会社のタメ」と言われ、自分の時間や取ってきた契約などを差し出した場合、かなりの確率で使えるのがこの【返報生のルール】。
より、この【返報生のルール】の威力を発揮したかったら、まず先に、自分が会社の上司に呑ませたい要求以上の、確実に拒否される大きな要求をしましょう。
上司が拒否した後、それよりも小さな、自分がもともと上司に呑ませたかった要求を出します。これらの要求を上手く組み合わせ、相手が譲歩してくれたので自分も譲歩で返そうとするのが「拒否したら譲歩」法。
こういった、【影響力の武器】を使って、様々な困難を乗り切りましょう。
素直で真面目なあなたが、損をすることのないように…。
10倍の値段でも買う価値ありです!
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