身近な話しかできませんが…。
トラックに乗ってますと、人口減少の波をモロに感じる時がありまして。
人が多い時は、荷主の「待て」は当たり前
人が多い時の’トラックの仕事は、荷主先に行くと荷物の遅延などで30分、もしくは1時間くらい待たされるのがザラにありました。
「10分、15分待ってくれる?」と言われ、30分待たされるのはホントしょっちゅうあって、本当に10分、15分で荷物が出てくると、ビックリ!なんてことも。
待たされたからといって、何か特別イイこともなく、時間と体力が奪われる。待たせる方も、それなりの理由があり、断るなんて選択肢にありません。
仮に荷主からの「待ってくれ」に対して、「時間通りでないと困ります」と断ろうものなら、人口が多ければ代わりの人はいくらでもいるわけで、「待たない人」より「待ってくれる人」に代わってもらえばいいだけ。
人が少なくなると、「待て」は罰金
ところがどっこい、アマゾンの配送の人手不足を例に人が減った現在では、荷物を待たせた荷主は罰金になり、ドライバーさんを待たせてはいけないが当たり前になりつつあります。
それはそれで、時間通りに動いているコチラ側としてもありがたく、そりゃ時間通りなんだから当たり前でしょとも思いたくなる。
人手が減ると、こんなにも対応が違うもんかと時代の流れを感じつつ、これは人口減少のせいなのか、ただただ将来的な不安からなのかはよくわかりません。
ドライバーの仕事も、仕事に困ったら最終手段「運転手」みたいな時代もありましたが、将来の自動運転で仕事がなくなる不安からなのか、20代ののドライバーはほとんど皆無で、30代でも御の字。40代、50代が中心で「団塊の世代」が定年後に働いてくれてるおかげで、現状人手不足がどうにかなっている感じ。
人口減少か、なり手がいないのか
なので、人口減少なのか?ただのなり手がいないだけなのか?、ボクの予想ではダブルパンチなんじゃないかと思いますが、なんせ人が少ないというだけで、こんなにも優しくされるんだなぁという実感があります。
日本全体でも人口減少が進むと、人は人に優しくなるのか大変興味があり、今年行ったクロアチアでも、人口は少ないけど人は優しかったので、これからの日本人ももっと優しくなると思うと、それはそれでイイことだなぁと思います。
でも、人口減少によって起こる経済不安など、人口減少の歪みがこれからどんどん来ることへの不安もとても感じます。
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