大分県の由布院【一壷天】に一休.com
江戸時代幕府直轄の城下町として栄えた日田市の中心地である豆田町。直轄地の俗称を”天領”といい、日本全国に散らばっています。岡山県の倉敷や、岐阜の飛騨などもそうです。
【大分・日田】民藝・豆田町商店街の”東光堂”
白塗りの壁が立ち並び、まさに城下町といった雰囲気の豆田町商店街。
お土産屋さんに立ち寄ると、木で作られた弁当箱など民藝品が至る所にありました。
歩いていると、ひときわ華やかな感じの場所があります。その一角にあったのが”東光堂”。中に入ると気さくなお上さんが話しかけてくれました。
素焼きの土鈴が売っていて、手すき和紙を張り、墨で一つ一つ絵付けしたものや、ひな人形、干支、招き猫などがあります。魔除けとして使われていたり、色によっては金運や健康などの意味合いがある。
あげた手によって意味が違う”招き猫”。とくに両手を挙げたものは縁起がよく、お土産と自宅用にも購入。
先代がお上の父親で、今は旦那さんが伝統を受け継いでいる。その後の後継者はいないそうです。
【大分・日田】そば饅頭の食べ比べ”旭饅頭”と謎の”ひたpay”
そば饅頭がいろんなお店で売っていたので、食べ比べてみました。その中でも、一番おいしかったのが”旭饅頭”。
店内に入ると、出来立ての饅頭の香りが広がっています。
江戸時代より続く老舗で現在6代目。元祖「栗そば饅頭」が人気です。
お使いらしい少年が饅頭を予約で購入。そのとき、「ひたpayで!」と支払いを済ませてました。ボクの頭の中は”ひたpay“…?。おもわず口に出て、少年には笑みが。日田市内の中小店でのみ利用することができる電子商品券。日田市は進んでるなと思いました。
【大分・日田】日田焼きそば・時代がかった佇まいの”泰勝軒 ”
”日田焼きそば”の代表的な店「想夫恋」など、日田市内には様々な店があります。「病院の近くにはウマい店がある」と、ボクの地元では通説があり、今回は病院の近くにあった”泰勝軒 ”に行きました。
店構え、店内と時代がかった佇まい。なぜか底上げされた座敷も気になる。この日は寒気の影響で寒かったので、テーブル席のストーブ前を陣取りました。
老夫婦で営んでいる感じで、無口なオヤジさんが作る”日田焼きそば”は年季と「確かな味」がうかがえる。
”日田焼きそば”とよく合う”地鶏のたたき”も注文。冷蔵庫で冷やされて少し凍った状態。生姜との相性も絶妙で鮮度と歯応えが良かったです。
焼きにこだわる”日田焼きそば”。出来上がりに少し時間はかかりますが、見た瞬間に帳消しに。甘めの香ばしいソースにシャキっとしたモヤシ。角切りされた豚肉が食欲をそそり、カリッと焦げ目のついた太麺が次々に口の中へ運ばれる。想像以上でした。
地元の常連さんが、「焼きそばちょうだい」と注文。ここでは「焼きそば=日田焼きそば」なので、観光客だけが”日田焼きそば”を注文する。
水が豊富な日田市。ウナギやそばも有名です。
【大分・日田】日田焼きそばと豆太町・謎の”ひたpay”まとめ
民藝と文化、食が楽しめる日田市。ひたpayで最新と融合して、魅力がいっぱいでした。都合上3時間程度しか滞在できなかったので、また来れる日を楽しみにしたいです。
今回、由布院温泉【一壷天】に宿泊。様子はコチラから↓
【大分・日田】 アクセス
レンタカーで行き、豆田北市営駐車場に無料でクルマを停めました。
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