空路、カイロへ
朝、船を降りて、飛行機で
カイロに戻ってきた。
昼食は、レストランで。
手際が悪く、出てくるまで
時間がかかる。
添乗員さんも、怒っていた。
エジプト人て
これは、地球の歩き方に書いてあった
のだが、エジプト流口ゲンカと
いうものがあって、なんせムカついたら、
大声で自分の主張をアピールして、
第3者やヤジウマに、どちらが悪いか
ゆだねる。
そして、けっして手をださない、
と書いてあった。
ここからは、実体験ですけど、
おみやげ屋でよくある光景で、
場所によって、売っている物は違うが
同じ場所では、だいたい同じものが
売っている。
ぼくたちみたいな、団体が来ると
とうぜん、たくさん売れる。
きほん、一人の物売りから買うのだが、
大量に買うと、品切れする。
「ちょっと、取ってくるわ。」と、
いなくなっているうちに、
違う物売りが、さっき売っていた物と
同じ商品をもってくる。
ぼくたちからすると、誰から買っても
同じである。
そうこうしてるうちに、さっき商品を
取りに行っていた物売りが戻ってきて、
「おい、それ、オレの客だ!」と、
すごい剣幕で、帰ってくる。
そして、言い合いになり、あとから来た
ヤツが引く、という感じだ。
観光客に対する独占欲が、かなり強い。
だから、
”これは、オレの客。”
となるのだ。
けれど、口論していても
決して手は出さない。
驚くのは、そのあとすぐ仲直りして、
文句言われた方が、協力して
文句言ってきたヤツの手伝いまで
していた。
あとくされは、まったくないらしい。
結構頻繁に起こるので、
見ていて、おもしろいです。
あくまで、個人的な意見です。
観光大国…
あとは、さすが観光大国という
こともあるのか、かなりしつこい。
いらないといっても、なかなか引かない。
一時期の繁盛期と比べると、情勢が
まだ不安定なのか、観光客数が
落ち込んでいる。
だからなのか、もともとなのか、
観光客とみると、かなりしつこいのだ。
ツアー客用の、よくあるちゃんとした
おみやげ屋でも、一度だけだったが、
まあ、しつこい。
いらないと言っているのに、
半額にするからと、ずっと言ってきた。
こんなとき、便利なのが日本語である。
ぼくが、文句をずっと日本語で
言い続けていたら、
日本語のわかるスタッフが、
”もうやめとけ”と、
止めに入った。
そもそも、片言しか英語しゃべれませんが、
日本語で文句を言っていると、
相手がなに言ってるかよくわからんが、
まぁなんか、文句言ってるな、と
向こうには伝わる。
文句言いたいときの日本語は、
結構便利です。
そんなこんなあっても、
エジプトで出来たブラザーもいるし、
エジプト人はスキです。
気さくで、おもしろくて、
やっぱり人間。
国は違えど、キホンは同じ人間だ。
エジプト考古学博物館
昼食後、エジプト考古学博物館へ。
やっぱり、なんといっても
ツタンカーメンの黄金のマスクでしょう。
しかし、撮影NGでオプションで
お金を払い、撮影しました。
あとは、いろんな物が置いてあった。
こういう像だったり、
これは、パピルスでしょうか、
ミイラ作るときの、心臓などを
入れておくツボですね。
こんなんもありまあした。
そして、これが
ツタンカーメンの墓の発掘された
ときの写真。
このエジプト旅行に行く直前、
たまたま、エジプトの話をしている
脳科学の茂木先生のYouTubeをみた。
ツタンカーメンの黄金のマスクや
黄金の棺などもすごいのだが、
細部の装飾品もすごい。
当時の職人が、2度と見ることがない
のに、丹精込めて作った。
普通の芸術は、人の目にふれて
なんぼ。
2度と人の目にふれることもないのに、
丹精込めて作ったのは、当時の
信仰心から。
王は神で、その王が来世でも幸せで
あれば、自分たちも幸せだと。
そして、王は王で生まれ変わって
来るのだと信じられていた。
ツタンカーメンは、20歳に至らずに
死ぬのだが、当時の平均寿命は
せいぜい40歳ぐらい。
今だと、20歳に至らずに
死ぬと、若くして亡くなった、とか
まだ子供じゃないか、と思われる
かもしれないが、
当時は、生と死が日常で、
どんどん人は生まれ変わっていた。
など、とても勉強になった。
そんな気持ちで、感慨深く
いろんな物をながめてました。
よかったら、茂木先生のYouTube、
みてください。
ミイラも見てきたが、こちらも
撮影NGでした。
ラメセス2世のミイラは、とても
保存状態がよく、髪の毛も残っていた。
帰国の準備
エジプト考古学博物館の見学も
終えて、一度ホテルで休憩。
また、機中泊なので、いったん
シャワーなどの休憩だ。
ぼくらは、慌ただしく、シャワーを
浴びる暇もなかったが、荷物の整理
などもでき、2時間という短い時間の
滞在だったが、そういった阪急交通社の
気づかいも、うれしかった。
夕食をレストランですまし、
最後に夕暮れのピラミッドが見れた。
もう2度と見ることがないのか、
あるいは、そうではないのか
わからないが、なぜかこの
一週間、夢の中にいた気がした。
カイロから成田へ
ガイドさんとのお別れも、
なんだか切ない。
きっと、どこかで会えるでしょう。
飛行機に乗り込むも、なかなか
出発しない。
1時間半後にようやく出発。
この時点で、もう足が痛い。
旅の出発のときの心配が的中。
加圧靴下が、ほとんど効かない。
買い換えておけばよかった…。
なんやかんやと、足はパンパンに
むくんでいたが、無事、成田到着。
自動顔認証
最後の成田空港の検閲では、
顔認証になっていて自動で通過。
いつのまに…。
メガネをかけている人は、なぜか
なかなか認証できないでいた。
メガネをはずした方がいいかも?
カイロ出発の1時間半の遅れで、
帰りが心配。
なぜなら、成田エクスプレスに乗るのに
乗り換えの余裕がないからだ。
キャリーケースも、一つは出てきたが、
もう一つが、なかなか出てこない。
半分あきらめるも、最後10分を切った
ところでギリギリでてきた。
ダッシュで改札を通過。
なんとか、午前1時には帰宅。
次の日は、有給をとっておいて正解。
昼まで寝るも、
なんだかまだ、船のブルーシャドー号で
寝ている気分。
ぼくは まだ 夢の中
ぼくは ただ 夢を見る
旅は まだ 終わらない
この旅、けっこうこの曲が
アタマで流れてました。
ZIGZOの ”flow“
よかったら聴いてね!
ちなみに、Amazon プライム会員だと、
タダで聴けちゃう。
エジプトのお土産編 2018
今回、エジプト旅行で買った
おみやげです。
カイロの現地おみやげ屋で
買った、カレンダー。
なかは、こんなかんじ。
カレンダーに貼ってあるパピルスは
ニセモノです。
確か、カイロにしかない感じ。
姪っ子たちに買った、
カルトゥーシュのTシャツ。
現地ガイドに頼み、現地工場で
2,3日で出来る。
カルトゥーシュは、名札みたいな
もので、記号や絵みたいなものは
名前です。
ふつうに、
日本で買うTシャツの値段です。
アブシンベルの現地おみやげ屋で買った、
Tシャツ。
アブシンベル以外でも売ってた。
1枚、1~5ドル。
現地おみやげ屋で買った、
30個10ドルのポーチ。
けっこう、どこにでもある感じ。
バラマキには、いいかも!?
ツアーで連れてかれる、
パピルスの店で買った、本物のパピルス。
けっこう高い。
現地みやげもの屋で買うと、
偽物だけど、安い。
ツアーで連れてかれる、
香水の店で買った、香水を
入れるビン。
アスワンで、ペットボトルに入れた
砂を中にいれてます。
これ用の砂だったとわ…。
わからなかった。
ツアーで連れてかれるおみやげ屋で
買ったので、けっこう高かった。
アスワンの空港で買うと、
質は落ちるけど、安いです。
ビンの蓋が割れやすので注意。
おみやげ屋で割れても、
弁償しなくてよかったけど、
家に持って帰ったヤツも
割れちゃいました。
正確な金額忘れましたが、
現地のおみやげ屋は、だいたい
1~10ドル。
ツアーで連れてかれるおみやげ屋は、
けっこう高かった。
どこの海外の観光地も、
同じ感じですね。
現地のおみやげ屋は、
価値はあってないような物。
自分で、価値を決めましょう。
人より高く買っても、
それが、あなたの価値なのです。
以上です!
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