運送会社で働く40代、男性、平社員です。
ウチの会社では、年間無事故だったりすると表彰や報償金なるものがあり、その年のボクはと言いますと、無事、年間何事もなく、1年間を振り返り自分に「お疲れ様」といった感じで、表彰と報償金の5万円を貰える中の一人になりました。
事故事例での吊るし上げ
ところがその後、事故報告会なるものがあり、なぜかボクの時に起こった「不慮の事故」が取り上げられる事に。
「不慮の事故」の内容はと言いますと、ウチの会社はトラックを社員全員で乗り回すスタイルで、これは運送会社によっては、一人一台与えられるところもあります。
社員全員で乗り回すスタイルのウチの会社では、トラックの故障などはその時の運的要素が多々あります。
もちろん当日、乗車前点検もしっかりやり、1日の後半、もう帰ったら終わりというところで、いきなりトラックが壊れるという、たまたまボクの時に起こった「不慮の事故」に遭遇。
ウチの会社の事故事例は、年間だいたい30件以上あり、どれを報告会の事例にあげるかは上司のさじ加減一つ。
数多ある事故事例のうち、なぜか表彰され報償金をもらえる一人になったボクの「不慮の事故」が取り上げられ、これは何かの陰謀か?と何か釈然としない思いで家路に着きました。
気にしていないフリは、心や身体に悪い
「まあ、5万円も貰えた事だし、スルーしてもイイかな?」とも思いましたが、イヤ待て、なんか言ってやりたい、「我慢はよくないよ」と内なる声が聞こえてきましたが、「どういう事だ!」と言っても、「気のせいだよ」と言われるのが目に見えていたので、なんかイイ手はないかなぁと考えていた時、あのひろゆきさんの「論破力」が目に止まりました。
嫌われることになんの躊躇もないひろゆきさんの「論破力」だったら、何か相手にギャフンと言わせやる事ができるんじゃないかと、アマゾンのKindle版を早速購入。
読んでみると参考になる事ばかりで、ボクに落とし込める事は何かあるかなと探していたら、ありました‼︎
ひろゆきさん【論破力】「かわいそう」と思われたもの勝ちで相手に謝らせる
ひろゆきさんの「論破力」に出てくる、「かわいそう」と思われたもの勝ちの章で、「かわいそうな人」には同情が集まるとあり、普段、人に弱みを見せたくないボクですが、ここはプライドを捨て、ゲーム感覚で「被害者」になろうと思いつきました。
同僚で先輩にあたる人に試したところ、効果てきめん!
スゲー心配してくれたので、そのまま上司に試しました。
「表彰もされ、報奨金も貰ったのに、ボクの事故事例を出され、誰かボクに文句があるんですかね?それとも、会社からの嫌がらせですか?なんなら報償金も返します。これってイジメですか?」と言ってみたら、上司からは、
「イヤ、これは違うんだ、たまたまで、でも配慮に欠けていた、すいませんでした。」と謝られました。
会社から、初めて謝られました。
報償金を返すとか前代未聞ですし、イジメですか?とか言われると、会社としても対処がめんどくさいので、とりあえず謝ってくれたんでしょうが、ボクの心のモヤモヤも晴れ、とても良かったです。
あー、報償金の5万円返さなくて良かった!
会社での嫌な人間関係、スルーする方法
ボクも上司全員に好かれる性格ではないので、なるべく話を聞いてくれる上司を選ぶのをオススメします。
あとは、嫌なヤツや嫌な上司などは、しつこいから正面からぶつからない方が得策です。ネチネチと遠回しに嫌味言ってくるヤツとかもいますので、「ボクは、この人と関わらなかったら、ちゃんと仕事できます。」とアピールするのもイイでしょう。
アピールするする時も、文句を言ってしまうとただの「文句」として取られてしまうので、被害にあってますよと、演技でもイイので被害者の気持ちでアピールしましょう。
ボクは、仕事以外にやりたい事が多いので、なるべく最短でストレスフリーで働きたいので、無駄に心理的プレッシャーをかけてくるヤツとは距離を置く事にしてます。
職場では、やるべき事に集中して成果を挙げるのが仕事だと思うので、それ以外の無駄な人間関係はスルーしましょう。
万年、平社員のかるごでした。
コメント